美味しくない苺の苗を引き抜く

数年ぶりに出してしまった、枯れちゃう病気「炭そ病」それに「芽なし」という次の葉っぱや花が出てこない状態「芯なし」ともいいます。

これは実ができても美味しくないので枯れたやつと同じく引っこ抜きます。発病箇所は同じなので同じ所の物をコンテナに入れるのでだいたい連続して隣同士になるパターンです。

対応きちんとしてたつもりでも出るときは出てしまうので来年はもう少し気をつけていきます。今年は台風明けでしたので結構弱ってしまったんだなと(電気来てなかったので水やりによる洗い流しや消毒が遅れた)

この病気で作付けを諦める苺農家さんもいます。

当園は今の所それほど深刻に捉えて無い感じですけど定植株から親苗を取るのですけど、感染株だったら来年それがまた枯れの原因になるので慎重に苗取りします。

植えて枯れて、花が咲いて枯れて、赤くなる頃に着荷負担で枯れて、春先に枯れる病気です。感染してしまうと治療法がなく、株の体力次第になります。

恥ずかしい限りですが、自然の大変さ、自分への戒めいろんな思いを含めて知ってもらうことも当園に限らず生産者の苦労をしるきっかけにしてもらえたら嬉しいです。

どのお仕事も製品作るのは前準備からとても長く大変ですからね。

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