快挙！個人栽培の苺が最高峰フルーツショップへ

有力な組織でもないのに個人では快挙です。

長らく京都吉兆嵐山本店さんが看板でしたが
まだ名前は許可いただいてないので言えませんが来年もう一つ最高峰の看板ができます。

個人は色々不利で、組織だと営業や安定供給、何かあった時の保証、関係性、色々含めて強く、小さな所はそれらが全て弱いので、ビジネスをしてもリスクの割には利益が得られないので取り組んでもらいにくいです。逆の立場ならごもっともな話なんです。

そんななかで、沢山の方の繋がりや提案、ご協力のお陰様で日本で2大巨塔のうちの一つである高級フルーツショップで採用をしてもらいました。
社長のトップダウンで決定してくれたと連絡がありました。

「形だけを見たら難はあるが、それをカバーできるおいしさがある」
と感想をいただいたと取り次いで貰った社長より連絡がきました。

取り次いでもらった社長さんにとっても大事な取引先なので、数年かけて味のブレがない事を見てもらいました。比較的安定しているのを評価してくれて「他の産地のは新品種等の感動こそあれ、翌年はこんなもの（こんな味だったね）くらいなんだけど。森さんちのは何度食べても初めて食べた感動が薄れない」と言ってもらいました。

とてもハードルの高いフォーマルなお店なので、そこを乗り越えるのが大変でした。

実は対をなす名店にも商談は通ってたみたいですが、競合するので一つ選んで下さい。との事で（普通、その2社を天秤にかけるなんてありえない。）
「面白くしてくれる方にお願いします。」とお願いしていました。

両店共に見た目を凄くこだわる店なので仕方ないですが、単独で乗り込んだら門前払いでしょう。丁寧に説明して食べてもらいさえすれば交渉のテーブルには乗れるというのがわかりました。

また先程言った様に利益が見込めないのに取り組むのは社長さんがビジネスだけではなく、自分の感動をお客様にも。と思ってくれたからだと思います。

とはいえ、やはり食べてもらうまでの道筋のご協力がなければご縁は紡げませんでした。

この場を借りて関係者様にお礼申し上げます。