甘い人気の苺はお天気次第

昨日は途中晴れてくれましたが
こんな天気は梅雨以外に見たことがないです。

高知県では苺の絶対量が少ないみたいで
当園の苺も2回目の収穫までしばらく空いています。
この調子だと来月まで苺はまともになさそうです。

1番目は高温で熱垂れして、実が平年よりひとサイズ小さく数も少なかった。
その反動で適温になると負担が少ない分、株が元気で今は沢山実をつけていますが、この天気で光合成できずに負担ばかりで味が落ちてしまいます。

特に苺は一日で味が変化して、遅い時は回復に一週間かかります。

またエネルギーを作れないのに沢山ついてる実へ送るので負担が多いので、3番の花以降がどのような動きをするのか未知数です。

全国の農家さんもほぼ同じ状況で、それぞれが持ってる色んな設備や知識、資材で対策をしていて頼もしいです。

何をやっても不正解。よりマシになる方法を探す状況です。
農業は天気に勝てないとつくづく感じます。
工業製品の様にやれと勘違いされてる方がいらっしゃいますが美味しくて完璧なものを常時作れない。せいぜい人間はお手伝いしてあげられるくらいです。その影響を最小にする努力は皆さんしています。

環境問題に関心をもって食に関わっていきたいと見つめ直す機会を戴いきました。

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