苺の農薬を減らせ!天敵導入

とは言うものの、天敵も農薬で登録されています(笑)

農薬の回数を減らすために色んな方法を取り入れてますが、その一つは天敵です。害虫を食べてもらいます。

園主の個人的な考えですが苺は直接食べる事が多いので殺菌剤は食中毒を抑える為にもかけた方が良い。しかし殺虫剤はなるべく使わない方がいい。苺につく虫を食べても死なないので。しかし品質の問題もあるので使いますが、なるべく減らします。多分周りの農家さんよりはかなり少ないです。

時期によっては殺菌剤も減らす方法を取り入れてます。殺菌剤もできるだけ口に入れても大丈夫なように考えて自然分解しやすいもの。有機農法適合農薬等を選んでます。

天敵を使うと虫の混入があると怒られた事もありますが

世界に通用する農産物の安全(厳密には管理工程)認証、グローバルギャップ(Global GAP)がありますが、そこでは天敵の使用を推奨しています。

日本採用が多いのは食品衛生の認証ハサップ(HACCP)というのを主にやってますが、それでは異物の混入はダメなので天敵より農薬の方が良さそうです。しかし国際認証としてはG.GAPの方が上位と定められたのと、当園の理念も安全という点では小さな虫を食べても死なないので、体の事を考えるとそちらを優先しています。

どちらが良いかはお客様が選べばいいので、接点があれば栽培履歴を聞いたり、ただ商品がほしいと言わずにどうやって作ってるのか?どのような思いがあるのかを聞いて気に入る生産者を探す事が納得して食べたり使ったりできると思います。

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