菌のおかげ!おいしい苺は肥料と微生物が作る

フェイスブックで反響が良かったので
もう少し詳しく書いてみます。

撒いた肥料から菌糸が出てきました。
これは有機物を食べる微生物、菌体が増殖して見える形になったものです。

菌といえばバイ菌等のイメージがあり、悪いものと思われかちですが
普通の有機肥料の状態では作物は吸収されません。
アミノ酸まで発酵が進んでいるものは作物は直接吸えます。

そういった事情で有機物を菌が分解してアミノ酸にしたり、アンモニアや硝酸という形まで分解して初めて作物が吸えるようになります。

人間でいうと有機物では大きすぎて食べられない。調理してよ。
この調理を微生物がやってくれています。

菌や微生物の中でも作物や人間に悪さをするものもあるので農家や肥料メーカーは気をつけて土作り、肥料作りをしています。

人間も同じで、食べたものを口内細菌や胃酸が溶かして腸で吸収されます。

悪玉菌、善玉菌、日和見菌のおかげで吸収できて、タンパク質に変わったりしています。
作物も同じなんです。

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