園主は農業始める前から、一切の専門的な学習をしたことがありません。
いきなりいちご農家になり特殊農法からスタート。
しかし農産物と資材費用が合わず、地元肥料屋に一年切り替えた時にまた成績が上り、本格的に切り替えました。
ただ何も知らない事を見破られ、二年目には大量に肥料や改良剤を放り込まれました。
結果は数万円のコスト削減の為に収穫量をかなり落として数十万の損失。
ここから独学で勉強を始めました。
主にウィキペディアやネット掲載の論文でした。
今ならばあの時になぜそうなったのか?というのが、ある程度理解できます。
農業コンサルをやるに辺り、頭でわかっていても説明するのが大変なので人にも説明できるように基礎の本を読んでます。
その中でもずっと気になっていた。
「限りある資源を大量に投与し、さらに環境破壊に繋がる」
という内容は、肥料で売上を立ててる人に当園もやられたパターンです。
もしくは旧来の良かった時のやり方を親から継承された子供が変えずにやってるパターン。
なんにせよ、次世代に繋げる為の農業をいかにやるのか?
というのは比較的近未来で行わないといけないと考えてます。
当園がコンサルを受ける人は未来に思考を繋げてる人です。
日本人が御先祖様を大事にしてるのは
未来に繋げてくれたから今があるという考えです。
我々のやる事が未来の人に感謝されないものにしたくないですね。
限りある資源を有効活用しつつ、それらが無くなっても作物を作る。
環境や体にとって良い農業とはなにか?
課題は見えてるときから考えないといけませんね。