もしもいちご農家がメロンを指導したら

いちごの栽培技術を応用してメロンの北村農園を一部サポートしています。

最近は全く連絡なし!
便りがないのがいい便り
いい兆候です。

病気を無くしたい

一番最初、困ってると連絡があった時は二年前の冬。
30年の歴史を誇る北村農園は連作障害で病気が出るようになっていました。

そのせいで、商品価値を左右するアールスメロンのアンテナTの部分がVになったり折れたり、枯れたりという事も。

お客様に安定して良いメロンを出したいんだけど、やり方はある?
との事から一緒に取組を始めました。

病気が出てたハウスを見て、三年はかかります。と話してました。実際一回目は病気が多かった。
それでも不安と戦いながら、今回が指導を始めて一年半、四回目のメロンの収穫。

現在は枯れてしまう発生しなくなりました。その対策にかける時間も減り、作業も順調に進むようになり、これまでよりもさらに良いメロンの株になってます。

これまでは株が細かった。なにかあったら影響を受けやすい状態でしたが、
それも改善され、以前は小指サイズだったのですが現在は根本から成人男性の人差し指と変わらないほど大きくなり、アンテナもしっかりしています。
これで栄養の送り込みも強くなるので、病気になりにくい上に、より美味しくなります。

メロンの味

北村さんのメロンは以前から美味しいのです。
買いやすいメロンは正直、美味しくない。
かと言って高級なメロンは食べたことがない(笑)
高知のメロンは高級品が多いので、気軽には食べられません。

よって水準がわからないという事で
「北村さんのレベルはどこにあるのか?」
を確認する為、お世話になってる京都吉兆本店の料理長に相談し、味を見てもらうことに。
日本中から選りすぐった農産物を扱ってますので判断は全国水準です。

結果はなぜか
「採用」Σ(゚Д゚)
宿題もいただいてますが、全国でも高い水準である事が確定しました!
味を聞いただけですけどよかった(笑)

これからは宿題を解決する方法を模索しつつ、さらに状態を安定化させる様にします。

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