もしも苺の栽培技術をメロンに使ったら?2018

当園、食の価値を届けます。を経営理念に同じ様な思いをしっかり持ってる方に有償でいちごの知識を用いて栽培コンサルティングをしています。

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もし苺栽培の技術をメロンに使ったら

現在、指導させていただいてるのはメロン農家の北村さん。

二作目が本来の持ち味を一番活かせる季節なのですが、当園自体も忙しく、初期の指導のみ。
ちょっとした工夫指導しただけです。

中間報告

聞き取りしていたら、他のメロン農家さんが嫌がる品種を作ってるそうです。
理由は伸びすぎる事。
思った通りの樹作りが難しく、断念する農家さんが多いのになぜこれなの?
と聞いたら、手グセにあってるそうです。
それでも成長に合わせてメロンのアンテナがへし曲がってランクを落とされるのを何とかしたいとの事でした。

北村さんは、品質を上げつつ、ロスが出ない様にしたいとの事でしたので、ちょっとした工夫を教えました。

しっかりしたメロン

先ずはイメージとしてガッチリした感じにしないといけません。
それがなぜできてないのか?を調べたら意外な落とし穴を発見し手直しを行い、細かなコントロールを意識して貰うようにしました。

良質な花粉

メロンは昨年冬に曇天続きで受粉できずに植え替えた生産者がいると聞きました。
そうならない為の処置を教えてみた所、これまでの常識とはまた違うという事でした。

消毒回数の削減

やはり生産者が必ずぶつかる壁。
いかに消毒を減らすのか?
方法はしっかりした樹を作り。
葉っぱに栄養を送り元気にする事で病気を減らす様に指導しました。
農薬を使わないので農薬経費は20倍ほど下がる計算です。
またこれでロスが減り、よい品質のメロンが取れたらともっと効果は上がります。

現在のメロンの樹

伸びすぎてない、ガッチリした樹になってました。

全体的にも揃っています。

親父さんもこれまで作ってきて、こんなにしっかりするもんだとビックリしてくれてたそうです。

北村さんには確実な成長をして貰いたいので、一気に詰め込みません。
とはいえ、ほぼ出来上がってますので後は時間しか解決できない事もあります。

私の理論と北村さんの長年の技術がマッチした時にはお客様がビックリするようなメロンをお届けできると思います。
お楽しみに!

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