もし苺栽培の技術をメロンに使ったら

森強の苺農園では、工学出身ならではの理論と実践を踏まえた栽培技術で「価値を届けます」を理念に
その思いに通ずる農家さんの30日迄の成育・栽培コンサルタントを有料、条件を守ってくれる方のみ、お手伝いしています。

結論から言うと
「大成功」ヽ(・∀・)ノ

これまでと全く違う取組。
これまでの常識を覆す方法。
不安だったと思います。
苺とメロンは違うだろうと何度も悩んだと思います。
実際に家族会議も何度かやったと聞きました。

それでも言う事を聞いてくれた結果は
これまでよりパワーアップしたメロンに成長し、バトンを渡せる様になりました。

私はメロンを作った事がありませんが、素人目にも難関も越えていける立派な樹作りができているのがわかります。

これまでと比べた変化

まずは正しい肥料設計と土作りの打ち合わせをしました。
植え付け前から何度も資材とそれを選んだ理由、使い方、準備を含めて
どちらがよいのか?予算は?それを使うとどうなるのか?
その説明と実際に決めるまで、私も相当、調べて悩んで二人で選んでいきました。

比較するのは難しいですが、状況の聞き取りを行いました。
夏場の暑い時期は作りにくい。どうしても萎れてしまう。との事でしたが、
これまでよりも手間をかけてもらって、細かな管理をお願いしました。

すると、夏場の作り方の問題が嘘みたいに、ほぼありませんでした。
初期から萎れもなく、むしろしっかり立っていました。

一番の変化は茎が大人の男の一指し指サイズから親指位に大きくなり、葉の形や色もよい。これは栄養分を送り込む能力と作り出す能力が大きくなったという状態です。加えて病気の気配も全くない。
つまりは、より美味しいメロンになりやすい。という事です。

 


「これまでにない状態。上等。これでお客様が喜んでくれるメロンが作れる」と喜んでくれました。

メロン栽培の難しさ

高級フルーツ、メロンは全体的には減っています。
それは難しい栽培もですが、見た目、美味しさは勿論、病気や害虫にやられると一玉が高級なので大変な事になります。
全てを完璧にこなさないと商品価値がないので失敗が許されません。

しかも1つとるのに3~4ヶ月かかるのに、1つの株に1つしか育てない。
物凄くリスクと高い技術を必要とする作物です。

これからの取組

今回で栽培のサポートは終わりまして、後は北村さん(メロン農家さん)にお任せします。
これからは本職に任せた方が確実に美味しいメロンになりますし、なによりお客様が欲しがってるのは北村さんちのメロンですから。

次回からは二回目の植え付けや他のハウス、来年は更に効果が上がる方法を取り入れて貰います。
まだまだ北村さんちのメロンは成長しますのでお楽しみに!

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