お客様に言われました。
同僚に「あそこいちご高いやん」
と
それでも美味しくないの買うより、喜んで食べたい!
老人ホームやけど、利用者さんもむちゃくちゃ喜んでたよ!
普段はいちご買っても子供に食べられてしまうけど、ここは多めに買って私も食べたい!
って教えてくれました。
また、別のお客様
こないだ全量収穫して、赤いのがなかったのでお断りしてました。
ギリギリ色がついてるのを試食いただいて
後日お越しください。そうしたらもっと良い状態のをお渡しできます。
とお伝えさせて頂いた方が本日また来てくれて
「白くても美味しかった。こんな苺なかなかお目にかかれない。いい穴場見つけた。また来ます(*´∀`)」と
ありがたい反応です。
「最近美味しい物が減った」と言われますが原因は良いものも悪いものも、同質化するから良いものは消滅しました。生き残ってるのは普通の人は買えないものになっていますね。
お客様は良いものに巡り合う機会を求めてます。
効率化で同質化するより、丁寧に伝える時間を提供した方が満足に繋がります。
そうする事が差別化になるのではないでしょうか?
農家は絶対エンドユーザー様とお付き合いしていく方が叱咤激励含めてモチベーションに繋がります!
そしてしっかり伝える。
また対価もしっかり頂かないと商品価値も落ちてしまいます。
それらを含めてファンは理解してくれますし、紹介してくれます。
後、私も長年値段が高いと言われ続けて、いくらか聞かれたら高いですよ?と答えてましたが
伝え方が悪かったです(・∀・)
当園、高級いちごも取扱いありますが、「高いいちご屋」ではなく「食べたら得した気分になれる美味しいいちご屋」目指してます。
追記
お客様が求めてるのは安いものと価値あるものを分離できている方もいらっしゃいます。
分離できてる方の一番の関心は「いつまで美味しいの?」でした。
美味しくなくなったら価値も落ちるので安くしていきますが、最大の関心は「美味しいを通じて満足を買ってくださっている」ので、味を下げない理論を見つける事が次の当園の課題です。