森強の苺栽培のこだわりポイント。肥料編

こだわらない事がこだわり

そう断言している私の農法は普通は信じられない様な作り方をしています。
例えば、納得する苺ができたから、常に同じ肥料を使うものですが、私は

「同じ物を作るために同じ物を使わない」

時があります。ここは企業秘密です。(笑)

優れた環境条件と肥料だけではお客様に満足される苺はできません。私が沢山の失敗と学びから独自の栽培指針の一部をご紹介します。
他の農法の否定ではありません。独自の視点です。

どう育ててやると、美味しい苺になるのか?

やはり農家として作物は我が子同然。
またお客さんの笑顔を作れるのか?
この二つに絞って考えました。
「元気にしっかり育っているからこそ、美味しい苺になり、喜んで貰える」

これを主軸に様々な勉強をしました。
結論を言えば有機農法と慣行(科学)農法それぞれを取り入れました。

有機農法はご飯のイメージ。バランスよくメニューを変える。だから毎年同じ物を入れるとは限りません。
有機農法でできた農産物は旨味、ビタミンや抗酸化作用が高まります。

慣行(科学を用いる)農法はマルチビタミンや、ポカリ、アクエリアスのイメージ。足りない部分を補ったり、速やかに補給するので大量には必要ありません。
慣行農法は国際的には衛生面で優れているとされています。また良くも悪くも一定の安定した味を再現しやすいです。

 

意図してなかったのですが、スポーツ選手の食事・体調管理の様だと後で指摘してもらい気づきました。(笑)

工学出身なので、根拠と理論を重視し、仮説を立てて失敗しながら成功を絞っていきます。

これらを仮説し、検証しながら「美味しさ」「衛生面」「安定した味」「栄養価」の平均値をどのようにして高められるのか?のバランスを常に気遣っています。
お客様が、私の苺をわざわざ選んで貰う理由や苺に求めている価値を産み出す為に日々、勉強と検証です。

これからも進化を続けます

美味しくて安心安全な苺を作るには、苺の株を元気にして免疫力を高める。その為に有機も科学も取り入れています。
今年はそれにコンピューターの力を使って
元気一杯の生命力溢れる苺を作っています。

元気でたくましいからこそ、安心安全で美味しい苺はできます。
科学と生物学の融合はきっと満足してもらえていると確信しています。何故ならばお客様の支援もあり、陰さまでリピート率は高いです。

大きい苺ですが、笑顔と幸せと元気の素をギュッと濃縮してお届けしています。

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