病気?いちごの苗を処分しています。

先日から秋めいた風が吹いてきました。
四国高知ではおおむね稲刈りは終わりになってます。

作物は季節の変化を感じやすいです。

当園ではフライングで花を咲かせたいちごの苗を処分しています。
病気では無いのですが、理由は後々よいいちごができなくなるからです。

内々ではボケ苗、バカ苗といいます。

本来は高知では9/20前後に株を犠牲にして葉っぱを除けてピンセットで芯の葉っぱまで除き顕微鏡で芯を確認して、それで花が確認できるくらいが丁度です。

それが現在、肉眼で花が確認できる状態がチラホラみられます。

花が咲いてしまうと体力の無い弱った株になります。
適正で植えると根っこを伸ばし肥料を吸い、株を作りながら花を作るのですが、
ポットの中の小さな株の状態で開花すると体力を使うので適正な株と比べるとどうしても劣ります。
それが後々に美味しいいちごができなくなってしまいます。

現時点で百本ほど処分しました。
幸いな事に病気もなく予備の苗もまだあります。

勿体ないですが処分していきます。

こだわり美味しいいちごを作るには厳選し初期からとても大切に育てるのがポイントになります。
余裕がある時はかなりシビアに厳選していきます。

現在はこれと並行して肥料をふってます。
これについてはまた別のブログに書きます。

いちごのシーズンまでもう少しです。
お楽しみに!

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