美味しい苺が前提。ストーリーがある

友人と話ししてて、食育って大事と思いました!
友人のチビが
「旨い米といちごを覚えて困ってる
美味しい物を教えられん。」
と言ってましたが、
私は美味しい物を教えるべきだと思っています。

食育

例えば昔、当園にバイトに来てくれてた時のちびは
「いちごの形が悪いと食べない」
といいます。
見た目が悪いと食べない子供がいるのは
きれいなものしか見せないから知らない。
異物を受け入れる能力がないのです。

優等生に規格に選別されたいちごは自然に見れば違和感しかないのですが、それを普通に育ててしまった。
だから今では、魚の切り身が泳いでると思ってる子供もいるそうです。

白菜のごま症も実はアントシアニンで体に良いのに見た目で廃棄しています。

規格は特注。食育の観点からはやめるべきだと思います。

ちなみにそのちびには虫に食われた一見食べたくない様ないちご
これが実は無茶苦茶美味しい。
騙されたと思って少しだけかじってみ。嫌なら吐き出して捨てたらいい。と言って半べそなちびに無理矢理ちょっとかじらせたら、結局勢い良く丸々たべました。(笑)

味覚

不味いものばかり食べて育つと味覚がおかしくなってきます。
コンビニ弁当ばかりで育つとみたいな記事を見たことがありますが、
そこの真偽はさておき、私は子供の頃、親がこだわりで魚からダシをとり味噌汁を作っていました。
これがインスタントになった時は不味くて仕方ない記憶があります。
魚でも悪い物を使うと全然美味しく無い。

最近はだいぶ美味しくできてますけど(笑)

きちんとした本物を教えてないと、食べる楽しさがわからないし、それは一日三回の楽しみを奪ってしまうのです。

私は毎日ごはんが美味しいと辛い事を緩和できたり、身近な楽しみでうつ病とか減らせられると本気で信じてます。

食べ物は笑顔

ロッテのCMで「食べ物を食べてる時に怒ってる人はいない」とありましたが、特別理由がない限りその通りだと思います。

残念ながら効率化などで美味しさより規格、量を重視して流通が評価します。再購入を阻止する生産者が一番評価され、品質より量の人が褒められます。お客様は不幸という悪循環なんですが。

食育は味覚はじめ、楽しみを増産できる生きる上で最も大事な部分を担っています。

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