以前、健康増進法ができた時に苺にその機能性がないか、調べていた物を、食品科学の目線でブラッシュアップさせました、苺の学術的な豆知識です。
あらすじ(*´ー`*)
苺の旨みと酸味の正体
美味しく、酸味があるほど
デトックス作用(解毒)とクエン酸サイクル作用(回復・糖に頼らないエネルギー生成)が可能
苺の旨み成分とその効果
苺の旨味の七割はグルタミン酸とアスパラギン酸です。
準必須アミノ酸とも言われており
グルタミン酸、アスパラギン酸は共に尿の排泄を促進する作用があります
グルタミン酸の効果
尿の排泄を促進する作用があり、アンモニアを速やかに体外に出します。
アスパラギン酸の効果
アスパラギン酸は興奮性の神経伝達物質を作りストレス抵抗性を高めると考えられています。
コラーゲンのアミノ組織において、 アスパラギン酸が大量に含まれることから、美容への効果が期待され、 多くの化粧品に含まれています。
苺の酸味成分とその効果
酸味はほとんどクエン酸とリンゴ酸です。
クエン酸はクエン酸サイクルと言われる、自ら活動エネルギーを生み出すので、疲労回復や大変エネルギーを必要とする場面で摂取しておくと体力が長く続くので、集中でき、ミスも減ります。スポーツや仕事等、場面に応じて早めに、気づいた時に摂取するといいですね。リンゴ酸はそのクエン酸サイクルを活発にさせる効果があるのでまさに理にかなっています。
苺の旬
文字にあります様に「いちご」なので1~5月と誰かが言ってました(笑)
個人的には最高の味を出してくれるのは1月と2月です。しかし2月は季節の変わり目で天候が悪く安定してないのが残念です。