遅れた苺(サイズ)と毎年変わらぬ準備と

やっとこさクリスマスサイズになりました(⁠ ⁠;⁠∀⁠;⁠)

植え付け1日遅れると2日収獲が遅れると言ってきたのですけどだいたい合ってました。

少し苺も減ってきたのでお手入れしたい所ですけど早くも来期の準備と並行してます。既に親株は受けて育ててます。

今日は苗を受けるポットの除菌です。

2年前に苺農家をやめる人から棚を買ったのですがそれに病気がついてたみたいで(だからやめたんだろうけど)当園も20年ぶりに2割二千本くらい枯れて廃棄して、それでもハウスで枯れて久々に露骨な歯抜けな所が出ました。

それで今期は徹底してましたがそれでも病気が出たラインは同じように出てたので完璧とはいかずでしたがハウスでは百本枯れてません。

今年はどこも枯れてたとのことで、農家さんも見てるかもしれないのでアドバイス。

「思いつく限りの苺に接触する空間を除菌しよう」です。

勘違いして枯れてない人はそんな事してないといいますけど、枯れてないというのは原因がないからやる必要がないのです。

出た人はやっても意味がない。といいますけどまだまだ足りてないだけです。

下手な人が上手な人を真似してもできない理由でもありますね。

病気が出まくって、それを抑えきった人の話の方が役に立ちます。

上手な人は出してないから逆に出始めたら対処の仕方がわからないと思います。

教えなければ需要と供給のバランスで出せてる人は面白いんですけどね。

ただ、どこの人も困っていました。市場、農協、卸は入荷がなくて。農家は枯れてるので売上も出ない。農家に肥料やビニール売った所も回収が心配。ケーキ屋さんも高値過ぎて利益がない。お客さんはパンフレットと違う少しの苺しか乗ってないケーキにがっかり。買い足すにも苺が高い。社会全体の事を考えたら、みんながあんまり枯れてない方がいいですね。

我々農家も一歩離れたら消費者なので全体の良さは頭の片隅に置いておきたいです。競争するならお客さんに喜んでもらえる所で。

当園、少し作付け減らして仲いい人に苗を譲りました。
年間では少し減らしたくらいでは売上も変わらない感じなので全体の良さ追求です。

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