同じ作物を作り続けると連作障害といい、その作物にかかる病気や虫が土壌に住み着いてしまいます。
それで農薬などで殺虫殺菌したりしますが、夏の暑い期間に農薬を使わない方法で土作りをします。
悪い菌や虫は比較的常温で活性しますので、暑い時に土にビニールを被せて蒸しこみます。
すると土が高温になり、病害虫がいなくなります。
この時に微生物資材を使いますが、発酵する菌は高温に耐えうるので、去年の根っこなどを分解しながら堆肥化もしてくれて一石二鳥です。
しかし、土や作物には良いのですけど中の機材等は痛むのでメリットばかりではありません。
このやり方は日数と温度が必要なやり方ですので夏しか作物作れない所等は難しいやり方です。
園主は農薬否定してません無闇矢鱈に農薬否定せずに、その地に合ったやり方がベストと思ってます。
当地でも農薬の方を信用してる人も沢山居ますし、論拠はあっても薬効ではないので、農業の指導されてる方は保証が難しく、少なくとも私が就農してからは私のやり方はオススメしている人は見たことがありません。
いちごの場合、苗が8割、土作り(整える)1割、管理1割
こんな感じと思ってます。
まもなく植え付けに入ります。土作り二段階目は肥料投入です。