おいしいいちご、果物の味の可視化

当園は高知県工業技術センターにて公正データで数値を取ってもらいます。

スーパーや農家のやってる糖度は機械個体の誤差や平等性がないのであくまで目安です。

それと一番良いオリンピックデータを使うので、嘘でもないけど疑問は残ります。

さてこのデータをどのように見るのか?

これごデータを使う側に求められます。

右上が必ずしもいいわけではないです。

例えば当園はそのまま食べてほしいので右上を目指します。

とにかく上でいる事は絶対です。

そして品種でも見比べして南国さんと同じ品種がありますが私は旨味で負けてます。

ということは品種特性としてまだ右に行ける余地がある。と分析できます。

また、これを参考にお客様にオススメもできます。

例えば斗賀野さんは良くも悪くも悪さをしないので、ケーキとかに向いてます。

以前ケーキ屋さんに甘すぎてケーキが負けると言われたことがあります。ケーキ屋さんがコントロールしてくれる所もありますけど、ケーキの甘さ下げると日持ちしないので難しいでしょう。わざわざ当園のを使うより斗賀野さんのを使うほうが良さそうです。

また南国さんは旨味が強いです

よってフレンチやイタリアンのようなソースに向いてます。

フレンチ?のシェフにも当園は甘さはコントロールできるから酸味と香りを今のまま作れない?

と聞かれた事がありますが、それすると今のお客様失うのでやりません。

こういう時に他の方をオススメしてあげる事もできます。

糖度と旨味はわかりやすいですが、厳密には、一定の酸味もないといけません。甘ったるくて美味しくないいちごも時々できます。

当園は旨味が課題ですね。ただ糖分も旨味も、炭水化物(炭素化合物)なので光合成で作られます。一日にできる量を増やすのはお天道様にかかってます。

またどちらに変化したいのかはいちごが決めてるのか、私の管理なのか、肥料や他の要因なのか色々あります。

これが来年の課題に繋がるので、美味しさを可視化しています。

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