いちごは花芽分化といって、花が形成されるタイミングで植えないと、収穫が逆に遅れます。
それで植付けは彼岸花が咲く頃が適正と言われてます。
先人の知恵は凄い。
高知では9/20頃です。
そこで数株犠牲にして農業普及センターという所で顕微鏡で芯を調べてもらいます。
確率になりますが、なんとなくより確実な方法で確認できてから植付けに入ります。
その前に植付けの所に肥料を撒いて準備をします。
この肥料が美味しさに紐づくのですが
当園では毎年同じ物だけ使う事はありません。
一部同じ肥料ですが既に去年入れた肥料6つ減り
新たに6つ増え合計10種類入れます。
さらに液体肥料も含めると多分20種類くらいになります。
まだ高設になって土が若いので整い始めたらかなり減ります。
毎年美味しくする為に何を増減させるのかを判断していくノウハウが美味しさの秘訣の一つです。