今年は植え付けも遅く、おおよそ20日におよぶ曇天で
平年より遅れ気味、株が仕上がってない感じです。
それでもたくましくなり花を咲かせてくれました。
植え付けの早かった高設栽培の方が花が咲きました。
植え付けが遅かった土耕栽培はもう少し時間がかかりそうです。
か弱かった株も大きくなりました。
植え付けた時の残ってる葉っぱと比べると一目瞭然。
蜜蜂
蜜蜂が届きましたので、これから彼女らの力を借りて受粉を開始します。
働き蜂は全てメスです。
蜜蜂やマルハナバチに力を貸してもらわないと苺が実の形になりません。
一つ一つ混ぜていくわけにはいかないので、当園では蜂の巣箱をレンタルしています。
借り物だし、命だし、苺にとって大切なので、蜂を殺さない為にも
殺虫系の消毒は蜂を入れたら控えます。
今年から値上げだそうです(T_T)
花びらの数の意味
苺の花びらは大体五枚ですが、うちは六枚以上もわりとあります。
ブランドの大粒苺に関しては10枚以上というのもあります。
花びらの数の多さは大きさにも影響があるようで、
苺の株に生命力がみなぎっている証拠だと思っています。
生命力溢れた苺は栄養を送り込む力も強く、
言い換えれば
「花びらが多いほど大粒になる」
花びらは受粉適期まではしっかりとガク(苺のヘタ)に付いていますが、役割を終えると簡単に落ちてしまいます。
それはまるで桜の様です。
これからの成長と準備
これから全体が花盛りになってきます。
それまでにマルチというビニールをかけます。
これはうちは白ですが、シルバーや黒もあります。
それぞれ使用目的が違うのでどれが良いのかはわかりません。
ちなみにコンサルに入って気づいたのはメロンは透明。
キュウリはスケルトンの緑色を使っている所もありました。
苺が土に触れて痛まない様にしたり、土の保温を高めます。
これがなくては苺は販売できるような状態にはならないでしょう。
美味しい苺を届けるまでまだまだ時間が必要ですが、ご先祖様や神様にお供えするにはもう少しです。
この花びらは五枚
初期から七枚は珍しい
なんと七枚もう一つ
早すぎた花は花びらを落としました。受粉が上手くできてないと思うので、形の悪い苺になるか、そもそも実の形になりません。