About Farm

農園について

森強(もりつよし)
Kochi HARUNO

高知県の春野町で森強(もりつよし)が営んでいる苺農園です。

高知市街地から車で20分ほど行った春野で、独自の苺栽培を手がけています。全国の水質一位となった仁淀川(によどがわ)水系の水と、全国でも有数の日照条件の良さで苺を大粒でも甘く育てる ことに成功しました。春野はフルーツトマトの産地としても有名で、栽培には最適な気候です。

苺について

大粒苺は水っぽくて大味と思っていませんか?形がきれいな方がおいしいと思っていませんか?
苺は先端が一番甘い。当園の苺は先端の面積が多い為、単純においしい部位が沢山あります。
大粒苺は食べごたえがあり、部分で味が変わります。

僕のイチゴを食べた感動の声

癒された食べ物は初めて​
苺嫌いなこどもが
1パック奪い取って一人で食べきった
苺が好きでいろんなところから取り寄せてみたけど、ここの苺が一番おいしかった
板場の全員がOKを出さないと採用されないというのがルール。
それを料理長の一声で採用。全店舗の料理長や幹部が集まる会で、それから私の苺が毎回取り扱っていただいている。
デパートで販売されている大粒苺は形も整っていますが、水っぽくて美味しくありません。大粒でおいしい苺を初めて食べました。
和食料理人
有名料亭取締役
コース料理は最後まで気が抜けません。メインまでどれだけ良くても最後の余韻のデザートが悪いと台無しにしてしまう。
だから饅頭を作るにしても皮や餡から手作りします。その点で森さんの苺はうちの(京都吉兆嵐山本店)〆のデザートとして素材のままお出ししています。素材のままお出しした方が喜んでもらえます。自信をもってうちの水菓子として提供できるものです
初めて森さんと知り合って、なぜか大きな苺ができてしまうということで見に行ったら、大きいのレベルを超えたサイズで衝撃的でした。
では味はどうだろう、よくある大味ではないかと思いながら通常は酸味があるヘタの部分から丸かじりすると、なぜか甘みが強い。 2口・3口と先っぽまで進んでも味の違いがあまりなく満遍なく甘い。食べ終わった時は、口の中が癒され、自然と笑顔で幸せに包まれていました。 これは、農家のお困りごとではなく、これまで、感じたことがない苺の食べ方・美味しさが体験できると。 この瞬間、私は森さんの苺を日本のトップクラスの料亭に提案して、世界中の食通の人に喜んでもらおうと決断しました。
食プロレベル6 松田高政 様

メディア掲載実績

森強からのメッセージ

シェフ

シェフの皆様へ

単体でデザートとしての機能を果たします。本当に手間をかけて作りたい料理に時間をかけられます。最後の〆として提供していただいても最後まで料理の余韻を壊しません。

パティシエ

パティシエの皆様へ

もっとも提供が難しいかもしれません。ケーキを甘くするので酸味が欲しいと思われているならば、別の苺をお勧めします。ただ、素材の味を生かして他社競合に差別化をはかれる、素材に合わせてケーキを作っていただけるのであれば、パートナーとしてうちの苺は優秀だと思います。

販売店

販売店の皆様へ

有名な産地から言うと販促もしにくいと思いますが、しっかりとお客様に伝えていただければ、価格競争に巻き込まれない顧客満足に貢献できます。はじめは大変だと思いますが、お互いに商品を作ってお客様に提案していきたいと方向転換を考えてくださる所は、まず少量からお客様の心を掴むパートナーとして苺を選んでいただけたらと思います。

森強のプロフィールや理念

脱サラして農業を始めたものの・・・

私は脱サラして農業を始めいちごを作り始めました。

「やめたほうがよい。お前にできるわけがない。三年以内にやめる。」

そう言われ続け、実際最初の三年間は赤字続きで大変でした。それでも美味しいいちごを作りを目指して頑張りました。

そんななか、お客様から「いちごは酸っぱいだけで何も美味しくない…私の子供はいちごが泣くほど嫌い」だと。

しかし同時にそのお母さんはこう言ってくれました。

「だけどね、わたしはあんたのいちごが好きで息子に騙されたと思って食べてみて。 そういって泣く泣く食べさせたらパックを奪い取って全部平らげたよ。あんたのいちごは食べてくれるよ」と言ってもらいました。

私のいちごを理解し、扱いたいと言ってくださる販売代理店の方わざわざ関東から出向いてくださるようになりました。

森強いちご農園の経営理念は「食の価値を届ける」

「あなたのいちごは普通のより大きいから、いちごの一個売りができる。 お客さんにもウケて喜んでもらっていますよ。」とおっしゃってもらっています。

私がいちごを作る理由はお客様が少しでも多く喜んでくれること、幸せに感じてもらう瞬間を感じてもらいたい。その一助になりたいからです。

この思いが私の原点であり、そこからできた経営理念が「食の価値を届ける」です。

目標はお互いが「ありがとう」といえる「三方良し」の関係に作り手、売り手、買い手の三方良し。

そしてそれらを理解していただける、お客様や販売代理店の方が一生懸命、 お客様の方向を向いて作物を作る農家の応援団になってもらえたらと思います。

これからもお客様に喜んでもらえるように頑張っていきますので応援してくださいますようにお願いします。

森強のプロフィール

1980年生まれ 学歴は工業系の高校・大学を卒業。 大学卒業後は県外の造船関連へ就職、その後家の事情で高知へ戻る。 農業学校にも行かず、イチゴの産地でない所から就農。 苺を作り始めて三年間、苗の全滅などで大赤字。 真剣に農業を独学で勉強し、けして大味でない特大イチゴが目立つ。 H26年度に高級料亭「京都吉兆」嵐山本店で採用される。 放置したら死に至る生まれつきの病気が見つかり、一年半入退院し現在復帰。